2018年6月29日金曜日


江戸川柳 色は匂へ 「の」 


  後 添 のちぞへ 

 後ぞへは支度も里もないをいれ

 後妻を迎えるのは江戸時代でも大変だったようである。支度がどうの里がどうのと言っていては来てはない。条件なしの元気者が一番である。だから、相手も再婚者や水商売の女が多かった。

 後添の連れてくるのは女の子

 江戸時代では離縁の際、男児は父、女児は母が引き取るのが原則であった。
 落語などでは、江戸では独身男性が多かったので大奥勤めや水商売上がりや後家さんは再婚に不自由はなかったようである。


   野がけ(現代のピクニック)

 自在かぎいじって野がけもてあまし

 野がけ道あたまへ扇くし付

 いたづらに雁などおどすのがけ道

 是も一興とのがけはたれるなり

 のがけ道へんな後架(こうか)へ入れ申


  後架(こうか)=禅寺で僧堂の後ろにかけ渡して設けた洗面所、その側に便所があり転じて便所の意。ごか。


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