2018年2月28日水曜日

江戸川柳色は匂へ 「ぬ」

 「ぬ」 糠味噌 

 ぬか味噌をきたながらぬは二度め也

新婚さんはいつの世もぬか味噌の匂いになれるまでに時間がかかるものである。それを嫌がらずにてきぱきとこなすところを見ると初婚ではないなということ。
江戸時代では初婚であろうと二度目であろうと三度目であろうと女は堂々としていた。江戸では女性の絶対数が極端に少なかった。だから女は引っ張りだこですぐに結婚相手が見つかった。歳の差なんか問題ではなかった。

大奥はもとより各藩の抱える女は想像を超える数であった。その上遊里は大きなところでは一所で5000人をこす人数を集めていたという。
江戸の男衆は一人者が多かったわけである。江戸時代は男も女も大変な時代であった。単純に昔はよかったなどとは言えぬ。


 「ぬ」の2 盗人(ぬすびと)

盗人はせがれ同類女房なり      親の金を持ち出すのはいい方だ。

こなたまでぐるだと母は叱られる   母は甘い、だからぐれずに立ち直る。

よくしめて寝ろと言ひ言ひ盗に出   しっかり者だ、これでないと。

夜寝なぞする盗人のなまけもの    気楽な稼業ときたもんだ。

盗人のたけだけしきは袴着る     背広着て税金をピンハネ。いるいる。





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