2018年2月19日月曜日

「り」江戸川柳 色は匂へ 律義 & いろはカルタ随想
 

りちぎものまじりまじりと子が出来る

 いろはカルタに律義者の子だくさんという札がある。

 まじりまじり(まじめくさって)と子が出来ると言いますが、まじめ人間ですから変な遊びもしないで家庭生活第一に全力で暮らしている。

 律義者でまじめ人間が多かった時代は少子化問題に悩まずに済んだ。いまの少子化対策の第一歩は律義者でまじめな人間を育てる教育に取り組まなければならない。まさか。


「り」の2 悋気(りんき)

寝たきりでいるはきれいなりん気也    可愛いね。

りんきにも当りでのある金だらい     斧がとぶ現代は怖い。

りんきのそれ矢戸障子へあたる也     八つ当たり、ごもっとも。

それ矢=狙いからそれて他の方へ飛んでゆく矢。流れ矢。

悋気、嫉妬、やきもちなどと言う言葉が懐かしい時代になった。今は何も言わずにバットで殴られたり、斧で殴られたりする時代になった。可愛いやきもちなんて夢のまた夢。寝たきりをして色よくやかれるなんて、いいじゃない。


いろはカルタ 「り」 江戸と上方

律義者の子沢山(江戸)

 『律義者は遊蕩にふけることもないので、自然こどもも多く生れる。』

 いろはかるたの中でも、律義者の子沢山は現代人には理解しにくいものの代表格になったようである。
 第一に「律義者」というイメージが現代人には想像しにくい。「まじめ人間」と言いかえても、少し意味がちがう。
 「子沢山」というのもめずらしくなった。「貧乏人の子沢山」という社会現象の方がまだぴんとくる。

しかし、これも本当は、子沢山の貧乏人と言った方がいいのかもしれない。労働者にとって、二人の子どもを育てあげるのは現在では大変なことである。

綸言(リんげん)汗のごとし(上方)

 
〖(礼記)(漢書)天子のことばの取り消し難いこと、出た汗がもとにかえらないのにたとえる。〗

 なんとなんと、政治家や組織のリーダーの失言の多いことに驚いている。今しゃべったことを数時間後に取り消したり、訂正したりと大忙しである。

 上に立つ人は、往々にして権力を持ったと勘違いをして「思い上がった発言」が命取りになることがある。

 一般庶民とかけ離れた生活をしているのであらゆることについてその価値観がまるで違う。特に金銭感覚などは一般庶民とは大きくかけ離れている。億単位での金の動きが当たり前と思っている。だから数千万円の金など意識の中にない。

 かなりの人数の歴代内閣総理大臣をみてきたが矍鑠とした心に残るリーダーはそうはいない。しいて言えば、中曽根康弘内閣総理大臣が一番に頭に浮かぶ。本当の姿は分からないが、公的な報道を通してみる限り好印象で心に残る一人である。

 今も(平成26年)92歳で矍鑠とした対応をしているのが頼もしい。




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