2018年2月10日土曜日

江戸川柳色は匂へ 「ち」

「ち」 千 代 

 お千代さん蚊やが広くばとまらうか

 女流俳人の加賀の千代さんの句を知っていなければ面白くない。

 起きて見つねて見つ蚊やの広さかな  加賀の千代

 江戸の言葉遊びは相当なレベルのものであった。
 加賀の千代のよく知られている句。

 朝顔に釣瓶とられて貰ひ水  加賀の千代

 翌年は千代井戸端を去って植え

 貰水をしなくて済むように井戸端をさけて朝顔を植えたことであろうと。了解。


「ち」の2 智 恵

 後悔と連立って行く下司の知恵   絞って出した知恵に苦しむばかり。

下司(げす)の知恵=諺に下司の知恵は後から出る、あるいは後の悔やみ。

なろうならせめて文殊の無分別   三人寄っても知恵はない。

何と知恵がと悪いちえを出し    悪知恵はよく出るもんだ。

朝帰り行く時ほどの知恵は出ず   何かしでかそうとするときはよく出る



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